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音の距離を表す数字「度数」
音程を表す時に"〇度"という言い方をします。
これは、音の温度のことを言っているわけではありませんよ?
音程の距離を表す単位を度数で呼んでいるのです。
音の度数
音程(音の距離)を表す"度数"は、楽譜上で同じ高さの音を「1度」とします。
そして、五線譜上の高さがひとつ離れるごとに「2度・3度」と数えていきます。
度数は、単純に音の距離を表しています。
音が上がる時も、下がる時も、同じ度数で表します。
ただ、それでは分かりにくいときは、一般に「2度下がる、とか3度上がる」
といった言い方をすることが多いですね。
度数と音の距離の関係を見てみましょう。
8度の距離で、ちょうど1オクターブになります。
8度以降の音は、オクターブ違いの音になります。
半音を度数で表すときは?
音符にはもちろん、#や♭のついた音もありますよね?
そういった音を度数で表すときは、
「長・短・増・減」といった言葉を度数の前に付けます。
たとえば、CとEの度数は、長3度になります。
(度数に付く「長」は省略されることも多いです)
CとE♭の度数は、短3度となります。
詳しくは次の項で説明していきます。
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